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アメリカの金融引き締め、日本への影響は?
2021年末からアメリカの利上げ動向が注目されています。
アメリカが金利を引き上げされると、日本にはどんな影響があるのでしょうか。
FRB(連邦準備制度理事会)による政策金利の引き上げ
まず、アメリカではどの機関が金利を操作しているかというと、FPB:The Federal Reserve Board(連邦準備制度理事会)です。
ここで、金融政策の決定をして金利を操作し、経済のコントロールをしています。日本でいう日銀のような組織です。
アメリカの金融政策による影響
アメリカの利上げで、日本にはどんな影響が?
日本は、長年続くデフレスパイラルの脱却を目指して、現在大規模な金融緩和政策を継続しています。
アメリカは逆にインフレ対策として、利上げによって物価上昇を抑えようとしています。
ドルが利上げされ、円が利下げされると金利が高いドルが買われるので円安になります。
- 資源や食料を輸入に頼っている日本は、原料コストが上がりいろんな製品や食料の値段が上がっていくようになる
- 経済が元気になったことによるインフレではないので(悪いインフレ)、給与や賃金は上がらず、生活のコストだけが上がる
- ものが高いので節約するため、消費が鈍る
- 経済が回らなくなり、景気はさらに悪くなる
生活用品や食料の値段は生活に直接響いてくるので、影響は大きいですね。
住宅ローン金利は上がる?
現在の住宅ローン金利は、ほぼゼロと言っていいくらいの低金利で借りることができるので、このチャンスを利用して住宅を購入している人が大勢います。
給与・賃金が上がらない状態の中、ローン金利だけを上げてしまうと返済できなくなってしまうので、経済が上向いてくるまではすぐには金利もあがらない(あげられない)のでは、という予測ができます。
しかし、長期で見ると住宅ローン金利も徐々に上がっていくのではないでしょうか。
日本銀行は現在、金利0.25%で国債の無制限買い入れをしているので、大量に借金をしている状態です。いずれ金利を上げていかないといけない状況になるはずです。
まだ低金利の今がチャンス
マンション投資用のローンも同様に今後影響を受ける可能性は高いです。
しかし、今ならまだ低金利でスタートできるチャンスです。良い条件でスタートできることは成功のポイントの一つですので、この機会にぜひご検討してみてはいかがでしょうか。